神社と鎮守の森

職場のすぐ裏に新しいビル、東京ワールドゲートが竣工したので、散歩がてら見学してきました。虎ノ門パストラルの跡地です。


神谷町の駅から直結です。地下鉄出口すぐに神社が見えてきます。新しいけどなんか寂しい印象を受けます。シンプルすぎるのかな?


賽銭箱もないし、まだ神様がうつられてないのかもしれませんね。葺城稲荷神社というようです。

正面より後ろからの方が雰囲気はいいですね。やはり木々に囲まれていないと神社っぽくないのかな?

ビルの周りがとても面白い!多種多様な植物が植えられていて、ネームにはQRで図鑑を閲覧するようになっています。日本の在来種が多くて、よくある花や園芸の樹種ではないですね。こういう作りが見直されているのは面白い。

小正月にいつも境内で行う「ならせ餅」に使う「ヤマボウシ」もありました。ここに餅ならしたら楽しそう。笑

これからどんな場所になるんだろうか楽しみですね。植物の生長を見ていきたいです。

ちなみにこのビルの隣には気象庁の入るビルが建設中ですが、その周りにはイノデ・タブノキ群やヤブコウジ・スダジイ群を再生するような看板があります。トベラが大量に植えられていましたけど…。都会の森づくりも変わってきましたね。

神社の境内は材に使えるスギやヒノキが多くなっていますけど、昔からの「鎮守の森」はその土地にもともとあった樹種で構成されているはずなんですよね。

時代の変遷で、用材やら庭園つくりなどいろいろな用途目的で変わっていますけど、元来の植生は違うと思います。

石井神社の境内や近隣にはケヤキの大木が多いですが、このあたりはもともとケヤキが多い土地だったのでしょう。せまい境内ですがもう少し木々を増やしたいなあ。

石井神社

笠間市石井の鎮守さま

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